セキュリティゲートとは?設置するメリットや価格の目安・選び方を紹介
更新日:
2025.02.27
投稿日:
2025.02.01

- 「最新セキュリティゲートの仕組みが知りたい」
- 「有人受付と比べてどんなメリットがある?」
セキュリティゲートとは
セキュリティゲートとは、企業のオフィスビルや博物館・美術館などの施設に設置されている入退館用ゲートのことです。 顔認証や指紋・静脈による生体認証だけでなく、ICカード・IDカード・QRコードなどを活用したシステムもあります。 一般的には、部外者や不審者の侵入を防ぐ防犯目的で導入されているケースが多く、入退室の管理や入場制限・来館者数の推移データを収集することも可能です。 セキュリティゲートは、設置場所や形状も多種多様で、屋内用だけでなく屋外用の設備もあります。セキュリティゲートの種類と仕組み

- フラッパーゲート
- 回転式・クロス式アームゲート
- ロータリーゲート・フルターンゲート
- 二輪用・車両用セキュリティゲート
フラッパーゲート
セキュリティゲートの中でも物理的に入館者を制限できるのが、フラッパーゲートです。フラップ式ゲートとも呼ばれるもので、板状の扉が開閉するため、駅の改札に形状が似ています。比較的コンパクトな製品が多いことから、設置場所のスペースが限られている場合におすすめのセキュリティゲートです。回転式・クロス式アームゲート
回転式・クロス式アームゲートは、複数のアームを押して回転させ、入退場するタイプのセキュリティゲートです。アミューズメント施設で導入されていることが多く、フラッパーゲートよりも押す力に対して強いことから、こじ開けによる侵入を抑止できます。ただし、フラッパーゲートと比べて通過に時間がかかるので、施設によっては行列対策が必要です。ロータリーゲート・フルターンゲート
セキュリティゲートには、ロータリーゲート・フルターンゲートと呼ばれるタイプもあります。人の身長よりも高い大型サイズが特徴で、金属製のバーが10本程度横並びになっている点が特徴です。ホテルや施設に導入されていることが多く、回転扉の要領で通過します。二輪用・車両用セキュリティゲート
二輪用・車両用セキュリティゲートは、施設やオフィスビルなどの入口ではなく、駐車場の出入りを制限するためのセキュリティゲートです。数mほどある長いバーやチェーンで入退場を制限します。コインパーキングに導入されていることが多いタイプです。セキュリティゲートを導入するメリット
セキュリティゲートを導入するメリットは、以下の3項目です。- 不正侵入を防止・抑止できる
- 人的ミス軽減・人件費の削減につながる
- スピーディーな入館・退館手続きが可能になる
不正侵入を防止・抑止できる
セキュリティゲートを導入すると、不正侵入を防止・抑止できるメリットがあります。とくに企業には、経営に関わる機密情報が多く保管されているため、部外者の侵入を防がなければなりません。セキュリティゲートがあれば、入退館する人を制限できるため、情報漏洩や窃盗などの犯罪リスク回避につながります。人的ミス軽減・人件費の削減につながる
人的ミスの軽減や人件費削減につながるのも、セキュリティゲートを導入するメリットの1つです。有人受付の場合、予約照会や受付対応などの入退館処理において、ミスが発生する可能性もあります。セキュリティゲートであれば、システムで自動的に受付対応できるので、人的ミスを軽減できるでしょう。 また、受付システムとセキュリティゲートを併用すれば、受付対応の無人化ができるのも特徴です。有人受付を減らせるので、人件費の削減につながります。無人ゲートを導入すれば、24時間運用も可能です。スピーディーな入館・退館手続きが可能になる
セキュリティゲートを導入すると、スピーディーな入館・退館手続きが可能になるメリットもあります。有人受付の対応を待つ必要がないため、受付の待ち列も減らせるでしょう。 セキュリティゲートをスムーズに運用するには、QRコード認証やICカードによる認証がおすすめです。QRコードやICカードの発行設備も導入すれば、セキュリティゲートでタッチ認証できるため、数秒で入退館手続きが完了します。セキュリティゲートの価格目安

セキュリティゲートの選び方と比較ポイント
セキュリティゲートを選ぶ際は、以下のポイントで比較検討することが大切です。- セキュリティゲートの種類と価格を比較
- 停電時に手動開閉できるか確認
- 無人での来訪対応は可能かチェック